今回は集積メリットとデメリットに関して書いてみたいと思う。
ここで書く集積とは、人・知の集積。いわゆる会社の事だ。コロナ禍もあって、当社もリモートワークを取り入れこの3ヶ月間、 社員の半数近くが会社や、拠点に出社しない時期が続いた。
リモートしているメンバーからは、これからはこういう新しい働き方を推奨してもよいのでは?という意見が相次いだ。
シリコンバレーなどのハイテク企業も素晴らしいオフィス環境を捨て、リモートを推奨し、巨大オフィスからの離脱を図っている。
今まではとても快適で過ごしやすいオフィスや環境を提供することで人を集め、知を集めてイノベーションを起こしてきた会社達がそれを捨てだしたのだ。
この方向性は果たして正しいのだろうか?
時代は確実にその方向に向かう気がする。正しいのか、正しくないのか僕は正直わからない。
でもうちの会社の場合、過去を振り返っても対面し、いろいろな化学反応が起きイノベーションが起こり、成長してきた。
雑談からや人が人と話していることが耳に入ってきてヒントを得たり、いろいろなものを”五感”で感じることによりイノベーションが加速してきたと思う。
もし、リモートや、loomなどを使って仕事をしだすと、そもそもの会社の存在意義が問われることにならないだろうか。
会社にはそれぞれ企業風土があり、カラーがある。そういったカラーは現場感や五感から生まれる。
もしかしたら、そういった事にこだわって、リモートなどを導入しない当社には今後すごい優秀な人が来ないかもしれない。
でも、確実に当社には当社のバリュー、ミッションに共感し、このGROOVEを感じ一緒に成長したいと思う人は来るはずだ。
それこそがうちの会社が目指す集積であり、最大のメリットだと思うし賛否両論はもちろんあるがそういう会社で有りたいと思う。